天国と地獄
 

2026年1月5日更新

第272回 2026年頭に思うこと

あけましておめでとうございます。
お正月早々ですが、ちょっとショッキングなことを皆さんに言いたいと思います。
世界も、日本も、私たちの生活も、いよいよ激動の時代に入りました。
つまり、パラダイム大転換が迫り、世界が根本からひっくり返る時代が来ると見ております。

昨年の大きな話題で意外だったことは、株が上がったことです。
4月にアメリカのトランプ大統領が関税をかけると大騒ぎになり、日経平均が一時的に大きく下がりました。
ところがその後、世界の株も日本の株もどんどん上がり、日経平均は5万2,000円を超えました。
4月の関税ショックの時は3万1,000円台を付けましたから、すさまじい勢いで上がったのです。

株が上昇した理由の1つは、インフレです。
インフレの要因は、大規模なばら撒きです。
2008年のリーマンショック、2020年のコロナショック、
この時に各国政府が大不況になるのではと慌ててばら撒きをしたため、
紙幣(マネー)が世界中に溢れ散らばったのです。
その資金が、株に向かいました。
ばら撒き、数を増やせば希薄化しますから、紙幣の価値が下がります。
お金の価値が下がった分、株が上がったわけです。
株を持つことでインフレ対策になるだろう、という人々の願いが原因ではないかと思います。

もう1つは、トランプが非常に短絡的だということです。
目の前の自分の利益と、アメリカの利益しか考えていません。
それで、いろいろなことをぶち壊しています。
関税から始まり、今までの自由主義体制、自由貿易及び民主主義をぶち壊し始めました。

日本にとっては、非常に恐ろしいことです。
戦後の日本は、アメリカのおかげでここまで発展しました。
アメリカが安定的な世界を作り、そのアメリカと自由貿易をしてきました。
日本人は手先が器用で勤勉なこともあり、優良な車、電気製品を作り、
世界トップクラスの経済力を持つに至ったのです。

それは、あくまでもアメリカが作った世界の体制、覇権国アメリカの基盤の上に成り立っていました。
しかも、防衛はアメリカが主にやってくれていました。
日本も多少のお金を払いましたが、アメリカがアジアの平和を守ってくれていたのです。

ところが、トランプが全てを変えています。
防衛は勝手にやれ、アメリカさえよければよい、アメリカ経済はアメリカのためであり、
世界のためにあるのではない、として同盟国でさえ面倒をみないと蹴散らしたのです。

経済、防衛、外交など、これから日本は一体、どうするのでしょうか。
日本は問題が山積みです。少子高齢化は止まらない。成長もできない。
特に、イノベーションが出ない。次の時代を切り開くような新しいものは出てこない。
次世代を担う技術のほとんどは、アメリカ、中国が中心で日本は AIも周回遅れと言われています。

防衛に関しては、自衛隊だけで日本を守れるのでしょうか。
たとえば、中国が尖閣諸島や台湾に手を出したとき、日本の自衛隊が自主的に戦えないのなら、
アメリカは日本の防衛に参加しないかもしれません。
本当にどうするのか、という話です。

また、政治も新体制で不安定な状況です。
公明党が離脱したことで自民党だけでは半数を取れませんので、現在は維新とくっついています。
他にも、環境問題なども挙げられます。

今、世界、そして日本は問題が山積みです。
そのような中、昨年9月3日に北京で軍事パレードがありました。
習近平が、世界中から自分たちの頼りになりそうな国を集めたのです。
結果、ロシアのプーチン、北朝鮮の将軍様など、悪者勢ぞろいのようになったわけです。
それに対して覇権国アメリカの大統領であるトランプは、めちゃくちゃなことをしているわけです。

本当に、今年は「あけましておめでとう」と言って良い年かどうか……。
世界中でいろいろなことが起こると思いますが、その中でも日本の1番の問題は財政危機です。
財政がかなり厳しい中、高市早苗が首相になり、
ばら撒きを行なうことで、いよいよ国家破産の幕が開きそうです。
そのような激動の中、皆さんに優良な生き残るための情報をお届けできるよう、
私たち第二海援隊グループは気を引き締めて一年間、頑張りたいと思います。


2026年という年は、どの方面から考えても厳しい現実が予想される。
誰もが生きて行くことが困難に感じることも多くなることだろう。
しかし、どんな時も希望を持って、前向きに、未来を信じて現実と闘って行きたいものである。
                     (2025年11月 シンガポールにて)