あけましておめでとうございます。
今年は非常に厳しい年になると予想されます。
この新年を迎えるにあたり、皆さんには無事を祈るとともに、
どんな状況でも生き延びるための準備をしっかり整えていただきたいと思います。
情報収集の一環として、私の著書や1月18日に予定されているレクチャー
「戦略サバイバル研究会21・1月拡大例会」をぜひご活用ください。
命がけで老後資金を守っていただきたいと思います。
すでに、世界情勢は混迷を深めています。
ウクライナでは戦争が3年近く続き、ロシアは北朝鮮から兵力を投入するなど、
事態はますます泥沼化しています。
一方、中東ではハマスとイスラエルの対立が激化。
イスラエルはガザ地区への壊滅的な攻撃を行ない、
さらにはイランやヒズボラともミサイル攻撃の応酬を繰り返しています。
さらにシリアでは、アサド政権が崩壊し、大統領がロシアへ亡命する騒ぎとなりました。
これらの地域は、安定には程遠い状況です。
さらに、アメリカ国内では経済格差や社会不安が高まり、
第三次世界大戦の勃発さえ絵空事ではなくなりつつあります。
日本にとって特に脅威となるのは、近隣の2つの軍事大国、北朝鮮と中国です。
北朝鮮では、韓国を敵国と見なして道路を爆破したり砲撃を行なうなど、異様な状況が続いています。
また、ロシアにまで兵士を送り込み、朝鮮半島情勢はますます不安定化しています。
そうした中、韓国ではユン大統領が突然「非常戒厳」を発令し、大騒ぎとなりました。
一方中国では、習近平主席が民衆の不満を押さえ込もうとしていますが、
経済が停滞する中で矛盾が噴出しています。
どんな国でも、何よりも重要な問題は“経済”です。
経済さえ良ければ、国民は文句を言わないものです。
経済が成長していて給料が増え、飯も食えているときは、誰も文句を言いません。
いろいろな矛盾があっても、すべて覆い隠されます。
ところが、飢饉や経済の悪化などで飯が食えないとなると、状況は一変します。
為政者がそれに無関心で自分たちだけが良い生活をしていたりすると、
人民は怒り狂って帝国を潰します。
これが、中国の歴史です。
中国はこの30年から40年の間、世界が驚く大成長を遂げました。日本の戦後と一緒です。
ところが中国もついに、「大停滞」というべき厳しい状況に陥りつつあります。
中国経済の大きな問題の一つは、不動産市場の暴落です。
不動産価格の上昇により地方政府が潤っていた構造が崩れ、経済が逆回転し始めています。
さらに、アメリカとの対立により、欧米の企業が中国から離れつつあります。
欧米諸国や日本が中国から工場を撤退させた結果、中国経済は空洞化し始めています。
日本の商社マンや工場関係者などが多く駐在する深センでは、
その日本人の子供が中国の男性に殺されるという痛ましい事件が起きました。
現地の日本人からは、「もうここにはいたくない。一刻も早く帰りたい」という声が聞こえてきます。
加えて、中国国内では深刻な失業問題が顕在化しています。
一部では若者の失業率が40%から50%に達するとも言われています。
このような状況下で、習近平主席が国民の不満を外部に向けるために戦争を起こすリスクが高まっています。
中国は台湾を自国領土と主張し、圧力をかけています。
戦争を仕掛けなかったとしても、経済的に封鎖することで台湾を追いつめることも可能です。
モノが不足し、食えなくなったら終わりです。
「悪いのは、台湾の政治家だ。中国に入ってくれば、みんな食えるんだ」ということを上手く宣伝して、
それを疲弊している台湾の国民が受け入れれば、中国が台湾を取り込むことは難しくないかもしれません。
自衛隊の元トップの話によると、台湾有事と朝鮮半島の緊張が同時に発生すれば、
アメリカも対応が難しくなると指摘されています。
朝鮮半島での北朝鮮の動きは、その多くが中国やロシアにそそのかされたものでしょう。
北朝鮮が朝鮮半島で何かコトを起こし、アメリカの注意を引きつけ、
その隙に中国が台湾を攻撃するというシナリオも考えられます。
2025年は、以前のコラムでお伝えした「40年周期」や「800年周期」、
「覇権の移行」といったサイクルの観点からも非常に危険な時期です。
40年周期によると、2025年が“どん底”です。
台湾有事や中東の戦火拡大などにより石油価格が暴騰する、
あるいは石油そのものが入って来なくなる事態になれば、日本はパニックとなります。
さらに「南海トラフ巨大地震」や「首都直下型地震」「富士山噴火」といった天災が重なれば、
日本は大きな打撃を受けるでしょう。
特に、南海トラフ巨大地震が発生すれば、GDPの30%が失われるとも言われています。
こうした時代を生き抜くために、皆さんにお勧めしたいのが拙著『2025年の衝撃』<上・下>です。
書店で見つからない場合は、Amazonや楽天ブックス、
または第二海援隊の出版部(TEL.03-3291-1821)に直接ご注文ください。
また、資産防衛の観点から金(ゴールド)を持っている方は、今が売り時です。
全て売る必要はありませんが、半分を売却して米ドル現金やダイヤに交換することをお勧めします。
ダイヤは金(ゴールド)と違って国家破産時に没収されにくく、
財産税の対象にもなりにくいという利点があります。
ダイヤがまさに光り輝く時代が来ると思います。
1月18日に開催予定の講演会では、これらについてさらに詳しくお話しいたします。
ぜひご参加いただき、老後資金を守り素晴らしい人生を送るための備えを万全にしてください
(講演会の詳細は、当社ホームページをご覧いただくかTEL.03-3291-6106までお問い合わせ下さい)。 |