天国と地獄
 

2024年8月22日更新

第243回  大切な人をガンで失って思うこと

皆さん、こんにちは。浅井隆です。
今回のコラムでは、私にとって非常に辛い話をお伝えします。

先日、27年間私の片腕として支えてくれた58歳の秘書がガンで亡くなりました。
ガンが発見されてから、わずか4ヵ月でした。

私は3月3日に海外出張から帰国し、翌日の4日に彼女と一緒に病院に行ったところ、
秘書の状態はすでに深刻なものでした。
驚いたことに、医者はCTの画像を見ながらいとも簡単に
「このまま何もしなければ、余命2~3ヵ月ですね」と言うのです。
それからはもうバタバタでした。
彼女はご親族が少なく、お母さんも86歳と高齢で病院に行くのも困難だったため、
私と副社長の2人で全ての面倒を見ました。
考え得る限りあらゆる手を尽くしましたが、進行が速く強力なガンで手におえませんでした。

本人は、本当に辛くて大変だったと思います。
私自身も辛かったのですが、希望を失わせたくなかったので
最後まで「助かるよ。絶対、助かるよ」と励まし続けました。
本人にとって、それが良かったかどうかはわかりませんが、
彼女も「絶対に自分は死なない」と信じていました。

最後に入院した病院は、彼女の実家から車で20分ほどの距離にある良い病院でしたが、
医者と看護師は彼女に対して「あなたはもう、無理だから」と言い続けていたようです。
私は最後まで、「絶対に治る。治ったら(私の大ファンがいる)北海道へ一緒に行って、
おいしいお寿司を食べよう」と言い、励まし続けました。
彼女は、それを最後まで信じていました。
ガンは大腸から肝臓と肺、そしてリンパ節と骨にまで転移していましたが、
酷い痛みに苦しむことがなかったのは不幸中の幸いでした。

ある筋から聞いた話ですが、
ここ最近、末期(ステージⅣ)でガンが発見される人がかなり増えているというのです。
原因を調べてみると、100%の証拠はないものの、コロナワクチンを接種したために
免疫力が低下している人が多いのではないかとのことです。

世界的に感染が拡大する中、コロナワクチンは急ピッチで作られ、
しっかりした検証もされないまま接種が進められました。
日本政府は半ばパニックに陥った国民による突き上げもあり、
アメリカに言われるがままワクチン接種を進めました。
私の知り合いの医者の中にも、ワクチンを絶対に打たないという人が多くいました。
ワクチンの怖さを理解しているのでしょう。
私自身もワクチンを接種しましたし、100%ワクチンが原因だとは思っていませんが、
その可能性は十分にあると思います。

この経験を通じて、私はガンの怖さが身に沁みました。
私はガン発見のために血液検査を受けていますが、健康診断を受けていませんでした。
しかし、病気の早期発見のための検査を、積極的に受けるよう考え方を改めました。
胃カメラと大腸カメラを2年に1度、CTは毎年受ける予定です。
内臓と脳に関するMRI検査も受ける予定です。
彼女の死を無駄にしないためにも、皆さんも大切な家族や知人を守るために、
ガンの早期発見を心掛けてほしいと思います。

今後、会員様向けに「ガンで死なないための勉強会」を立ち上げようと思っています。
会員様だけでなく、一般の方もご入会いただける会です。
ご興味のある方は、お問合せください。


信頼できる大切な人を亡くすことは、本当に辛いことだ。
この数ヵ月は彼女のために全力を投じてきたと言っても過言ではないが、
今、その喪失感の中で彼女が命をかけて教えてくれた健康の大切さを実感しながら、
今後のために活かして行こうと決意している。
                       (2024年8月 山梨・小淵沢にて)