天国と地獄
 

2024年5月1日更新

第239回 不思議な本

皆さん、こんにちは。浅井隆です。
今回は非常に不思議で興味深い話題についてお話ししたいと思います。

最近、『2025年7の月に起きること』という本が第二海援隊から発刊されました。
この本の著者は私の知り合いである神薙慧さんで、私はその監修を務めています。
この企画が最初に持ち込まれたとき、「随分変わった話だな」と思いました。
しかし、いろいろと調べるうちに、
「もしもこれが現実になれば、とんでもないことになるだろう」と感じました。

これまで私たち日本人は、東日本大震災や今年の元旦に発生した能登半島地震など、
“津波の脅威”を直に経験してきました。
しかし、この話はそれとは比べ物になりません。
なんと、「2025年の7月に60メートルもの巨大な津波が日本に襲来する」という
驚くべき話なのです。

これは、単なる都市伝説なのか、それとも真実なのか。
この本は、ある人物の予言に基づいて書かれており、
その真偽を検証しつつ非常に興味深くまとめられています。

「7の月」と言えば、「ノストラダムスの大予言」を思い出す人も多いでしょう。
「1999年の7の月に空から『恐怖の大王』が降りてくる」という予言が、
世間を騒がせました。偶然にも、これも7の月に関する予言です。

実は私自身も、以前から2025年に注目していました。
日本の経済や国力は、ペリー来航以来40年ごとに
天井と底を行ったり来たりしていて、“次に訪れる転換点”が2025年だからです。
私はこれを「40年パターン」と呼んでいます。その図を示します。

敗戦は1945年、それから40年後の1985年が日本の頂点でした。
その後、バブル景気を経て、5年後にはバブルが崩壊しました。
日本はデフレに陥り、金融システムが弱体化し、経済の長期低迷が続きました。
そして、前回のピークから40年後が、2025年なのです。
最近になり、ようやく日経平均株価がバブル期の最高値を更新しましたが、
来年には再び暴落する可能性が高いと見ています。

元漫画家であるたつき諒さんが、以前に出版した本の中で
「2011年3月に発生した東日本大震災の津波」を予言しています。
彼女は予知夢を見るといい、彼女の本の表紙には
「大災害は2011年3月」とあって本文の中で津波の話をしているのです。
最近になって彼女は再び本を出版し、
その中で「2025年の7月にフィリピン沖で60メートルもの大津波が発生し、
日本だけでなくアジア全域に影響をおよぼす可能性がある」と述べています。

もし、その通りに津波が来れば、大阪や名古屋だけでなく、
沿岸部の工業地帯も壊滅するでしょう。
日本のGDPは40%くらい減少し、株価も暴落、
為替は1ドル=300円レベルの超円安となり、物価が高騰、
日本は国家破産に追い込まれます。

もう一人、SHOGENさんという人物がいます。
彼はアフリカのタンザニアにあるブンジュ村という不思議な村を訪れました。
その村の村長は120年前に生きていた祖父がシャーマンで、日本の縄文時代の夢を見て
「2025年に日本が大きく変わる出来事が起きる」と言ったというのです。
これも、興味深い話ですね。

さらに、アメリカのネイティブアメリカンの古くから伝わる予言の中に、
「2025年に空から青い星が降ってくる。そして、世界が大きく変わる」
というものもあります。
これらの話から、ひょっとすると2025年は
大きな変化が起きる年になるかもしれません。
その中には、天災が含まれている可能性もあるでしょう。

というわけで、『2025年7の月に起きること』は少々変わった本ですが、
非常に面白いのでぜひご一読ください。
書店にない場合は、第二海援隊までお問い合わせください(℡. 03-3291-1821)。

2025年に何かが起きるという話は、
ネイティブアメリカンの伝承から
FBIの極秘プロジェクト参加の超能力者の話、
果ては宇宙人から聞いた(!)まで
枚挙にいとまがない。
危機管理としての備えをするきっかけとして、
信じてみるのも悪くない。
(2024年3月 福島県白河にて)