さて、今回は和食の話をしようと思います。
和食のなかでも寿司や鰻などは、
嫌いな人がいないというほど日本人から愛されていますね。
鰻は外国人には浸透していませんが、寿司店は世界中ありとあらゆる場所にあります。
私は鰻が大好物ですが、日本に鰻の名店はそこまで多くないなという印象を持っています。
私の舌がわがままだと言ったらそれまでかもしれませんが、
なかなか見つけることはできません。
麻布の有名店「N」なども、もちろん味は悪くないと思うのですが、
そこまで絶品かな?
という印象です。
熊本に一軒、ちょっと甘い味付けでしたが美味しい鰻屋がありました。
また、早稲田の近くにすごく美味しい鰻屋さんがあると聞いたことがありますので、
コロナ禍があけたらトライしてみようと思います。
もし、おいしい鰻屋さんがありましたらぜひご紹介ください。
良いお寿司屋さんを見つけることも、難しいと感じています。
あえて実名は出しませんが、映画にもなり、安倍元首相が
米国のオバマ元大統領を接待したことでも知られる超有名店がありますよね。
正直に言いますと、私はあそこが嫌いです。
なぜかというと、どうしてもあの高慢な態度が好きになれません。
“職人気質”と言ってしまえばそれまでかもしれませんし、
賛否両論あるのは知っていますが、
私の印象では一見(いちげん)さんにはろくに相手をせず、
常連さんにばかりいい顔する。
味はとても美味しかったので、残念でなりません。
料理を出すお店(とりわけお寿司屋さん)は、味だけで評価できません。
お店の雰囲気、接客、会話のどれもが重要だと思っています。
その一つでも欠けていたら、私は好きにはなりません。
その点、小田急線の下北沢にある「小笹寿し」は良いお店だと思っています。
毎日新聞社の頃か、私が独立してすぐの頃によく通っていたお店です。
銀座に弟子がやっている支店もあるのですが、本店の方が安くて通いやすいです。
そこにも名物おやじがいまして、とても怖い(苦笑)
平気でお客さんを怒鳴りつけます。
ビールのおかわりを頼むと怒鳴られるのです。
「なんで、寿司でビールなんか飲んでんだ!
一杯はいいけど、あとは日本酒だろ!」と(苦笑)
それでも寿司が美味しかったのと、リーズナブルだったので通っていました。 |