天国と地獄
 

2022年3月18日更新

第194回 ウクライナの子どもたちを救え!

もうすでに多くの報道がなされていますが、
ついに、あのロシアがウクライナに侵攻をするという、信じられない暴挙に出ました。
多くのウクライナ国民が生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされており、
食糧もないままの悲惨な状況となっています。

実は、私は約8年前に「一般社団法人 世界の子供たちのために」
通称 「Che Fu Ko」 (チェフコ)というボランティア団体を作り、
そこの最高顧問を務めております。
「Che Fu Ko」の「Che」はウクライナにあるチェルノブイリ原発の「Che」からとっており、
「Fu」は福島の「Fu」、「Ko」は子供の「Ko」から取って命名したように、
チェルノブイリ原発の爆発で健康被害を受けた親を持つ被爆二世、
三世のウクライナの子どもたちを支援して来ました。
同じように原発で被害を受けた福島の子どもたちと交流を持ってもらうために、
毎年数人から多い時は10人近くのウクライナの子どもたちを日本に呼び寄せていたのですが、
かつて日本に連れて来た男の子の一人が、今では18~19歳くらいになっていると思いますが、
ウクライナの義勇兵として志願し、現在、その生死もわからない状況にあります。

ウクライナの子ども達を第二海援隊の本社に招待した時の様子
(2019年8月 東京・千代田区にて)

とても、いたたまれない気持ちです。
実は、私は本当は3月7日夜の羽田発のフライトでウクライナの隣国ポーランドに入り、
ウクライナの国境まで行くはずでした。
しかし、ロシアがウクライナの原発を攻撃し、放射能が検出されたという報道が出たため、
今回は泣く泣くあきらめたのです。
多くの人に、「大将が死んでは意味がない。浅井さんは(社長は)日本にいてくれ!」
と引き止められたこともあり、本当に残念至極です。
しかし、チェフコの筆頭理事である樺沢と、若天という健康に良い商品を扱っている会社の
杉浦(チェフコのスタッフではありませんが、チェフコの活動にいつも協力してくれている
ありがたい志士です)の2人が、数日後にポーランドに行く予定です。

私が初めてウクライナを訪れたのは、今から8年程前の、
チェフコができてすぐの頃だったと思います。
まず首都キエフを訪れ、そのあとキエフから西におよそ130キロ離れた
ジトーミルという町に行きました。
そこで、チェルノブイリ関連の子どもたちにボランティア活動をしている
ドンチェバさんという女性に会い、彼女の紹介で病院および学校を訪問しました。
そこで数百人の生徒たちや、彼らを指導している学校の先生にも会い、
“人生に一度”というくらいの感激を覚えたことを思い出します。
今の日本の子どもたちはとてもおとなしいですが、
ウクライナの子どもたちは明るさとやさしさを持って私たちを歓迎してくれました。
あの笑顔は一生忘れられません。
しかも、彼らは福島の子どもたちのことを、いつも心配してくれているのです。
その子どもたちが今、文字通り死ぬ目に遭っているのです。

ジトーミルの病院を訪問した時、歓待してくれた子どもたち
(2013年9月 ウクライナ・ジトーミルにて)

私は、今回「ウクライナ子ども救済基金」をチェフコに作らせました。
この基金のことを、ぜひ多くの方に知っていただき、ご支援を賜り、
なるべく多くのウクライナの子どもたちを救いたいと思っています。
私も、出来る限りのことをしたいと思っています。
ぜひ皆様のご協力、ご支援をお願い申し上げます。

CheFuKoウクライナ子ども救済基金
■お問い合わせ先:TEL:03-5577-3155
https://www.chefuko.org/ukraine2022-donation/

■送金先
●三菱UFJ銀行  神保町(ジンボウチョウ)支店(店番013)
 普通 0696556
 一般社団法人世界の子供たちのために
 (シャダンホウジン セカイノコドモタチノタメニ)
●ゆうちょ銀行 〇一八(ゼロイチハチ)支店
 普通 8196264
 記号番号 10100-81962641
 一般社団法人世界の子供たちのために 
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