天国と地獄
 

2021年2月16日更新

第156回 新型コロナウイルスに打ち勝つために

 

皆さんこんにちは、浅井隆です。今回は緊急コラムをお届けします。
昨年3月に続き、再び「緊急事態宣言」が出されました。
12月くらいから新型コロナウイルスの感染者が再び増加し、
しかもイギリス発の感染力の強い変異種が世界中に広まり、日本にも入ってきました。
ワクチンは、日本では早ければ3月末辺りから医療関係者、高齢者から接種が始まって、
年内には国民全員に打てるように、政府としてなるべく早く行ないたいという流れになっています。

このような疫病に対するワクチンや薬は、昔と比べてはるかに進歩しました。
さらに人間のDNAが解読されるなど、科学や医療は飛躍的に進歩しました。
それでも今回の新型コロナウイルスひとつで人類は大騒ぎとなり、
地球上の国のほとんどがロックダウンし、いまや海外にも渡航できない状況です。
このような病気との闘いは、私たち人類の永遠のテーマといってよいでしょう。
今回、つくづく思ったことは、これは生物同士の闘い、
人類とウイルスとの闘いだということです。
今は皆、新型コロナウイルスを怖がっていますが、
あらゆるバイ菌やウイルスは目には見えませんが私たちの周りに無数にいるわけです。

結論から言いますと、予防と対抗措置こそ最も重要です。
病気に罹らない方がいいに決まっています。
しかし、今回の新型コロナウイルスでもそうですが、
ここまで増えてくると「罹ることを前提に考える」ことがもはや必要です。
これが、危機管理なのです。
罹ることを前提に、罹っても大丈夫な体を作っておくこと(基礎体力を向上させておくこと)が
何よりも大事です。高齢者は特に気を付けるべきですが、
中には今回のような新型のウイルスに感染しても全く無症状の人もいます。
そのような人は、基礎体力が強いのです。
ですから、やはり私は普段からできるだけのことをした方がよいと思っています。

私が好きな言葉に“人間力”という言葉があります。
これは人間の総合的な力のことです。
たとえば、ビジネスをやる場合、途中で挫折してやめてしまう人もいれば、
反対に何とかやり切って上手く成功する人もいるわけです。
それは、単に学歴が高いとか、頭が良いとか、そういうことではなく、
総合的な人間力が優れているということです。
そして、新型コロナウイルスにおいても総合的な基礎体力、
これが重要なのではないかと思っています。

ところで、世界中で大騒ぎになっているコロナ禍は、収束までどのくらいかかるのでしょうか? 
100年前のスペイン風邪で収束までおよそ3年かかったと言われています。
新型コロナウイルスの場合、2019年の夏くらいに出現し、
秋くらいから中国の武漢で少し患者が出てきたと言われています。
ですから、昨年(2020年)の夏で1年、今年(2021年)の夏で2年、
来年(2022年)の夏でちょうど3年と考えると、
私は収束には来年の夏までかかるかなと思っています。
もちろん、ワクチンを打てば抗体ができるので、罹っても重症化しない確率は上がります。
それでも全員に効くとは限りませんし、
来年の夏までのあと1年半はできるだけのことをした方がよいと思っています。

私は経済ジャーナリストという肩書で、今までたくさんの本を書いてきました。
そして、中には健康をテーマにした本も何冊かあります。
そのため、下手な医者よりアンチエイジングと予防に関しては詳しい、
という自負を持っています。
しかも、私費を投げうって私自身と会員様と読者のために
“若天”という(良質なサプリと独自の健康法である温熱に関する)会社まで設立しました。
あまり儲かってはおらず、収支はトントン程度ですが、
私は自分自身と人々のためになればそれでよいと思っていました。

名前は出しませんが、有名なサプリ会社が出している低価格のサプリというのは、
やはり値段相応です。
下手をすれば中国の安い原材料を使っているので、農薬が心配です。
ですから、そういったものではなく
ある程度高価でも本当に良いサプリを販売する会社として若天を作ったのです。
ただし、私がそのまま若天のオーナーでいた場合、
いろいろと薬機法上の制約が大きいため、社長を退き会社自体も別の人間に譲り、
私はセミナーやこうしたコラムで若天のことを皆さんにお伝えしているのです。

若天では、ニュージーランドから輸入している、
血管と骨に良いとされる天然ケイ素が非常に多く含まれた美味しい水や、
アンチエイジングに特化した成分のサプリメントを扱っています。
若返るということは、病気がなくなることと同意語かもしれません。
がんも老化の一種だと言われています。
加齢、つまり老化が病気を引き起こしている一番の要因と言ってもよいでしょう。
よほど特殊な遺伝子を持っていたり、難病を持っていたりしなければ、
人は赤ちゃんの時には、ほとんど病気はありません。
歳を取って行くに従って、だんだん病気が出てくるのです。
私がレクチャーの時にいつも冗談で、
「カレー(加齢)はインドカレーだけにしてくれ!」と言うと皆さん笑うのですが、
加える齢、歳をとるというのは、やはり健康上はよいことではないのです。
若返れば全ての病気がなくなる、という単純なことではありませんが、
それがひとつの原理と言えるでしょう。

すでに世界中の学者や医者も認めているアンチエイジング物質として有名な、
「レスベラトロール」を含んだサプリも若天で販売しています。
このコロナ禍が終わるまでのあと1年半、多少お金をかけてでも
できるだけのことをした方がよいと私は思います。
そして、そうしたサプリを飲んだ方がよいと私は信じています。
感染者が増えてきて、感染力の強い変異種が出てきた今、
「罹るかもしれない」「罹るだろう」という覚悟を決めた方がよいのです。
「絶対、罹らないようにしよう」「私は罹らないはずだ」という考えは、
リスク管理にはならないのです。
罹る可能性が高いと思って、罹っても大丈夫な基礎体力、これをいかに身につけるか。
私は、これが本当の危機管理だと思っています。
ぜひ、皆さんも色々と試していただきたいと思います。
なお、お水やサプリメントのご相談は、
直接㈱若天(TEL:03-5282-2575 FAX:03-3292-4515)までお問合せください。

今回は、まだこの新型コロナウイルスくらいで良かったと思います。
100年前のスペイン風邪は、“風邪”と言っていますが強毒性でとんでもない病気でした。
人口が20億人か30億人しかいなかった当時、
最低でも5,000万人は死んだと言われているのです。
最大、死者は1億人かもしれないとも言われていて、実態はよくわかっていません。
それは、第一次世界大戦の最中に戦場で蔓延したため軍事機密として隠されてしまい、
本当のことはよくわからないのです。
当時の資料を見ると、ドイツ軍の参謀や司令官が毎日毎日嘆いていたそうです。
このスペイン風邪のせいで兵隊たちがどんどん倒れ、戦争にならないと。
戦場はそれくらいひどかったのです。

疫病というのは、定期的にやってきますし、そうではなくても
先ほども言ったとおりどこにでもバイ菌はいます。
ですから、自分の免疫力、体力が弱ってしまえば病気になってしまうのです。
そうならないように普段から気を付けるべきですし、
もし、今回の新型コロナウイルスのようにまだ特効薬がない特殊なものが出てきた時には、
命懸けで自分の基礎体力を上げなければなりません。
そのためには、普段飲まないサプリを検討したり、
あるいは皆さん自身がさらに良い方法を知っているならば、それをやるべきです。

どちらにしても、この新型コロナウイルスに打ち勝ち、
早く収束して元通りの生活が戻ってくることを切に祈っています。
そして、皆さんも新型コロナウイルスで死なないために
私の今回の「基礎体力を向上させるべき」というメッセージを、
十分受け止めていただきたいと思います。

 

どんなに忙しくとも、寸暇を惜しんで“温熱”を受けることにしている。
写真は、社長室で温熱を受けている様子だ。
「若天」では温熱師の派遣も行なっているので、
コロナ禍で外出が気になる方もお問い合わせ頂きたい。  
  
(2020年11月 東京・御茶ノ水にて)