皆さんこんにちは。浅井隆です。
前々回のコラムの写真で、ニュージーランドからハワイ経由で帰国したことを少し述べました。
今回はハワイの様子を少し書いておこうと思います。
ハワイの情勢を視察するため、ニュージーランドからハワイ経由で帰ることは
早くから決めていたのですが、新型コロナウイルスの影響でアメリカが日本人の受け入れを
拒否するのではないかという情報が流れていましたので最後まで不安でした。
ギリギリなんとか滑りこんで、ハワイに入国できました。
皆さんご存知の通り、3月上旬は世界の株価をはじめ、
いろいろなことが大変な状況になってしまいました。
「コロナショック」を契機として、大変動が始まったのです。
「リーマン・ショック」とかなり似た状況になってきた、
いやそれを超える事態になるのではないか、そう思ったことを覚えています。
私は、昨年から『株大暴落、恐慌目前!』(第二海援隊刊)という本を出版し、
またその後には『2020年の衝撃』(同上)という本を出版し、
その中であらゆる警告を述べて来ました。
そのひとつに「新しい元号に変わると、その翌年には必ず恐慌が来るというジンクスがある」
という警告がありますが、残念ながら本当にその通りになってしまいそうです。
たとえば、大正天皇が亡くなって昭和天皇に代わり元号が昭和になった翌年の
昭和2年には、「昭和恐慌」が起きました。
昭和天皇が亡くなって翌年の平成2年には、「バブルが崩壊」しました。
そして今年、令和2年ですがこのように「コロナショック」と呼ばれる状態が
起こってしまったわけです。
ただ、気を付けなければいけないのは、今回は人類史上最大の借金があるということです。
皆さんは甘く見ているかもしれませんが、私は2京7000兆円という
世界の借金の合計金額はとんでもない額で、
これが逆回転したらそれこそとんでもないことになる、と考えています。 |