天国と地獄
 

2020年4月6日更新

第125回 新型コロナウイルスで世界経済は恐慌に突入

 

皆さんこんにちは、浅井隆です。
新型コロナウイルスの感染拡大で、世界は今、大変なことになっています。
今年のお正月はゆっくり過ごせた方も多いと思いますが、
その時から比べると世界の状況は全く変わってしまいました。
最初は中国だけだったコロナウイルスの感染は、日本、韓国などのアジアで広がり、
その後、瞬く間にヨーロッパ、アメリカへと広がってしまいました。

世界中の株が大暴落し、人々の移動は制限され、多くのイベントやさまざまな活動が自粛されています。
ドイツも国境を封鎖し、アメリカもカナダとの国境を封鎖しました。
オールトラリアとニュージーランドの国境封鎖は、同じ島国として他人事とは思えません。
そして、すでに中国だけでなく、ヨーロッパの自動車メーカーも操業を停止し、
レストランも休業、飛行機は全世界中で大幅な減便となり、多くの経済活動がストップしています。
多くの人たちが買いだめ、買い占めに走ったことで、
日本国内ではマスクやトイレットペーパーが極度に品薄になり、
ニュージーランドなどではスーパーマーケットから食料品さえもなくなりました。
すでに、世界経済は恐慌に突入していると言ってとよいでしょう。

残念なことではありますが、かねてから私が言ってきた予測が的中してしまいました。
昨年12月に発刊した『2020年の衝撃』や昨年11月に発刊した『株大暴落、恐慌目前!』といった
拙著の中で、株の暴落や世界恐慌の到来について私の予測を詳しく述べています。
『2020年の衝撃』の帯には、“東京オリンピックどころではない”
“経済パニックがやってくる”“トランプバブル爆発と中国バブル崩壊が重なって世界恐慌に!”とあり、
『株大暴落、恐慌目前!』の帯には、
“中国発、世界大恐慌”“不良債権急増、株・不動産は叩き売れ!”と書いてあります。
数ヵ月前の株がどんどん上がっている時期に、このような本を出すというのは難しい決断でしたが、
私は恐慌がもう目の前に迫っているだろうと見ていたのです。

今回のこのコロナ発の恐慌は、そう簡単には済まないと私は見ています。
疫病の恐ろしさを改めて思い知りました。
かつて人類は様々な災害や疫病と戦って来ました。
今から100年前には「スペイン風邪」が全世界中で流行しました。
当時の世界人口は20億人程度でしたが、感染者は5憶人、
死者は5000万人~1億人とも言われています。第一次大戦中でしたので、
ヨーロッパでドイツ軍とフランス軍が戦っているその戦場でも大流行しました。
もちろん、アメリカでも大流行し、平均寿命が約12歳も低下したとも言われています。
今回の新型コロナウイルスはそこまで毒性が強くなく、致死率も3%程度と言われていますが、
一方で感染力が強く、下手をすると南極を除く全世界に感染が広がり、
世界の大部分の人が感染する可能性さえあります。

皆さんも、本当に気を付けていただきたいと思います。
そして、このような時は情報が全てです。
昨年発売した『2020年の衝撃』『株大暴落、恐慌目前!』に加え、
最新刊として『新型肺炎発 世界大不況』という本を3月に発刊します。
この3冊は、必ず読んでいただきたいと思います。

また、私は『経済トレンドレポート』という情報誌を10日に一度発行していますが、
その中でも繰り返し「恐慌警報」と題した記事を掲載してきました。
これを読まれている会員様でも、最初は「何を言っているんだ?」と思われたと思います。
この状況になり、やっと皆さんから「浅井さんの言うことは当たっているね」と
言われるようになりました。繰り返しますが、最終的には「情報」が全てです。
情報を得て、早めに手を打った人は助かるのです。

というわけで、まずは『経済トレンドレポート』の会員になることをぜひお勧めします。
コロナ発の恐慌が深刻になるにつれ、今後、金融危機へと発展する可能性が非常に高まっています。
銀行がバタバタと潰れ、皆さんの預金が毀損する可能性があるのです。
『経済トレンドレポート』では、その直前に警報を流します。
現在、私どもの会員様は2,000名以上います。
ぜひ、皆さんもこの生き残りの輪に加わっていただきたいと思います。

また、健康関連事業を営む「若天」という会社があるのですが、
そこでは免疫力を上げるための良質なサプリの販売や、温熱療法の施術などを行なっています。
特に年配の方や持病を持っている方は、今回のコロナウイルス感染による致死率が
高いという報道があります。免疫力を上げ、死亡のリスクを減らすためにも、これらのサプリの購入、
温熱療法を受けられることをお勧めします。

この危機を乗り越え、2~3年後に明るい朝日を望めるよう、お互いに頑張っていきましょう。

新型コロナウイルス対策で、日本も国を挙げて前代未聞の対応を迫られている。
この先、東京封鎖やインフラが止まった場合などにも、対応して行く必要がある。
まずは、免疫力を上げて予防が第一だ。
                 (2020年3月 東京・御茶ノ水にて)