天国と地獄
 

2020年4月15日更新

第126回 新型コロナに対する“戦時体制”

 

皆さん、こんにちは 浅井隆です。前回に続き「緊急メッセージ」を発信します。

このコラムを執筆している3月26日の昼時点で、いよいよ東京は深刻な局面に差しかかっています。
小池都知事が25日の夜8時過ぎに緊急記者会見を開き、感染者が1日で41名増え、
重大な局面に到達したと発言しました。
「オーバーシュート」つまり「爆発的拡大」が目の前に迫っており、
いよいよ東京のように人が密集している地域では、
いつとんでもないパンデミックが本当にやって来るかもしれない、ということを警告したのです。

その会見を見た人々は、早速スーパーマーケットに押し寄せ、食品棚はガラガラになりました。
翌日も、早朝からスーパーマーケットに人が殺到しました。
私はその日の朝、たまたま8時くらいに家を出たのですが、
ドラッグストアにはオープン前から長蛇の列ができていました。
食料その他をめぐり、ちょっとしたパニックが東京で起きたのです。
「いよいよここまで来たか」という感覚がふつふつと湧いてきました。

海外に目を転じれば、国境封鎖や外出禁止といった
極めて厳しい規制が布かれる国や地域が続出しています。
そういう意味では、(あくまで本稿執筆時点では)日本はまだましな方ですが、
皆さんもいよいよウイルスの脅威を肌身に感じて外出を控え始めています。
そして、それに加えて不安心理から株が大暴落し、経済的側面からも恐慌の影が忍び寄っています。
さらに、東京オリンピックも延期となってしまい、外国人観光客もぱったりと来なくなりました。
人が来ない中で、コロナの感染者の急増、株価暴落と続き、企業は業種によっては最悪の状況です。
貸し切りバスの会社や航空会社、あるいは観光関係の旅館やホテル、
さらに飲食店なども極めて深刻な打撃を受けており、
特に東京の繁華街などにある小さな店、居酒屋などはお客が半分以下、
あるいはほとんど来ないといった状況が続いているといいます。

私は昭和29年生まれ(1954年生まれ)ですが、こんな事態は私にとっても人生で初めての体験です。
私が以前から言っていた「2020年大恐慌」が、残念ながら本当に当たってしまった格好ですが、
見方を変えればこれはある種「戦後最大の危機」とも言えます。
この危機は、単なる経済的な文脈での恐慌にとどまらず、
命の危険も感じさせるという意味で
「ウイルスによる人類への挑戦」と言ってもよいのかもしれません。

これはある人から聞いたのですが、ちょうど100年前にはスペイン風邪が流行り、
当時の人口20億人に対して1億人が死んだと言われています。
第一次大戦が終わった理由の一つに、
実はこのスペイン風邪の大流行が関係しているとも言われているのです。
戦場であまりにも兵隊が(病気で)死んでしまったのでその死者数などは表には出さず
極秘にされたのですが、戦争が継続できない位、人が死んだと言われているのです。

そのスペイン風邪から100年ほどさかのぼるとコレラが、
さらにその100年前はペストが大流行しました。
なんと、100年ごとにウイルスによる人類への大攻撃が起きているのです。
そう、人類の歴史というのはウイルスとの闘いの歴史でもあるのです。
有史以前から、人類は(あるいは人類になる前の動物の時から)ウイルスや病気と闘い続け、
何とか種を永らえてきたのです。

ウイルスの大流行とはきわめて恐ろしいものではありますが、
しかし私が以前からお伝えしている通り、免疫力のある人は発症せず、
あるいは発症しても軽症ですみます。
いかに普段から免疫力を上げておくか、
あるいは病気にならないように対処しておくかということも、
以前のコラムでお話しいたしました。
普段からの努力こそが何より大事なのです。

また、確かに新型肺炎は重症化すれば命にもかかわりますが、
かといってあまりに恐がり過ぎるのもかえって問題です。
細心の注意を払いつつ、
「万が一かかったら、その時は全力でウイルスに打ち勝ってやる」という気概をもって
生き残りを図りたいものです。

私たちの生き物としての能力が試される時期、それが2020年という年なのかもしれません。
私が持っている最新情報を元に言うと、「コロナショック」が収束する時期は
8月か9月ではないかと見ています。今から5ヵ月間は大変な状態だと思いますので、
皆さんにはぜひとも命と財産を守る行動をとっていただきたいと思います。

こうした有事には良質な情報が必要です。
この度、皆様に役立てていただける情報をまとめた最新刊
『新型肺炎発 世界大不況』(第二海援隊刊)を敢行いたしました。
ぜひとも皆様にはお読みいただきたいと思います。
また、コロナウイルスから身を守り、免疫力を高めるために、
ぜひ良いサプリや温熱療法もご活用いただきたいと思います。
前々回ご紹介した、健康に関する様々な情報や製品を提供している
「若天」という会社もありますので、ぜひそちらにもお問い合わせください
(電話:03-5282-2575 FAX:03-3292-4515)。

トランプ大統領も「これは、戦時体制だ」と言っていましたが、全く同感です。
国境が封鎖され、海外では軍隊まで出て、人間の移動を制限しているのです。
まさしくこれは、「コロナウイルスによる人類に対する戦争」であり、
私たちは目下、戦争を経験していると言ってよいと思います。
当然、「戦時中」に相当する覚悟が必要ですし、このような時だからこそ、
自分がどのくらいサバイバル能力を持っているかが試されていると思います。
厳しい試練ではありますが、お互い勇気を出し合って、
協力し合いながら頑張っていきたいと思います。

新型コロナ禍にあっても、
恐慌を警告していた立場として
できる限り会員の皆様に
情報を提供して行こうと
日々、対策をとりつつ会社を
営業し続けている。

(2020年3月 東京・御茶ノ水にて)