前回からの続きですが、いずれにせよ、
とんでもない規模のトレンドがやって来そうな状況下で、
私たちはどうすれば本当に財産を守り、殖やすことができるのか。
私はかねてより、国家破産対策には海外ファンド、
あるいは海外口座だと言ってきましたが、
トレンドに合わせてそれとは別の“ノウハウ”を取り入れて行きたいと思います。
おそらく、これから3年以内に株が暴落すると思われます。
その暴落する直前に、現物株を全部売り切り、
そして暴落の大底で現物株の買い戻しを狙います。
さらに暴落が近いと考えられる時点で、
先物や先物オプションなどでも売って、暴落の大底でまた買い戻しを狙います。
しかもその後、国が破産し始めると為替が動きますから、
FX等を使ってドル、円で大儲けを狙うのです。
ただ、これを狙うには、正確に暴落時を見定めることができる、
飛び抜けた指導者がいないとできません。
ですから私はこの20年間、ずっと師と仰ぐべき人、
天才的な人を探し求めて来ました。
そしてとうとう、独自のチャートを作って分析し、
大きなトレンドを読み当てる人を見つけたのです。
その人は、私と共に毎年12月に東京で講演会を行なっている川上明氏です。
彼は今、シンガポール在住なのですが、彼との付き合いはもう10年になります。
その間、彼からいろいろな情報を入手し、
「この株はどうか? 日経平均はどうなる? 為替はどうだ?」等を聞いてきました。
彼は、そのほとんどについて当てています。
この川上氏とタッグを組んで、この度、「日米成長株投資クラブ」を開設しました。
タイトルは日本とアメリカの成長株を買おう、という意味合いですが、
実のところは先ほど述べたような手法を使いますので、タイトルとはちょっと違います。
そして日本国債を扱う際に、コストを安く抑えられる証券会社を
クラブの会員様にはご紹介していきます。
そして10年後には、投資資金を10倍にしたいと考えています。
それに加えて、本当に長期で伸びて行く日米の株があれば、長期保有したいと思っています。
このように、このクラブには二つの戦略があります。
一つは「バフェット的戦略」で、良い株を長期間保有して資産を殖やして行く戦略、
もう一つは「ジョージ・ソロス的戦略」で、下落に賭けるという短期戦略です。
先物やオプションを使う、あるいは現物株を売り逃げて、時期が来たら買い戻す……
こういう戦略を織り交ぜながら、少人数のクラブを運営して行きます。
第1期50名を募集したところ、すでに42名の方がご入会されています。
4月16日、17日に初のレクチャーを開催しましたが、
皆さん大満足のご様子でお帰りになりました。
皆さんと一緒に、海外ファンドとはまた別の手段によって良い意味で大きく資産を殖やし、
その資産を将来、世の中のために使って行こうという想いも込めたクラブです。 |