「金(ゴールド)か? ダイヤモンドか?」――
それだけを女性に尋ねた場合、「どちらも!」と言われるのではないだろうか?
本書の結論もまた「どちらも」である。
ただし、女性の言う宝飾品ではなく、「有事の際に資産保全するために持つもの」としてである。
「金はともかく、ダイヤモンド?」と思われた方も多いだろう。
それなりに高価なダイヤモンドの付いたジュエリーを宝飾店で買うととても高いが、
それを手放すとなると安い値段でしか引き取ってもらえないイメージがある。
実際、宝飾品に加工されたダイヤモンドは価値が下がることも多いし、
何よりダイヤモンドは売り値と買い値の差である「スプレッド」が大きい。
その上、市場がないので常に売れるとは限らない。
だが、「ある方法」を使うと、ダイヤモンドも有事の際には金よりも頼りになる
資産になると浅井隆は言う。
本書では、その方法を詳細に伝授する。
北朝鮮のミサイル、世界大恐慌、日本国破産……
これからさまざまな「有事」が日本を襲うだろう。
キラキラと眩く輝く「ダイヤモンド」が、有事に輝く日も近い。
この新しい資産保全法を使い、有事の際もたくましく生き残っていただきたい。 |