6月の上旬に、毎年恒例の札幌講演会のために北海道に行って来ました。 
      私事で恐縮ですが、長男夫婦がスイスから北海道に帰って来ていましたので、 
      講演会の翌日、孫にも会って来ました。 
      実は私には孫が2人おりまして、上が5歳の男の子で下が3歳になったばかりの女の子です。 
      これまでは年に1度会えるかどうかという状況でしたので、 
      孫2人が1年前に私と会ったことを覚えているかな? 
      と少し心配していたのですが、すぐになついて持参したお土産をとても喜んでくれました。  
      お土産として、女の子には「キティちゃん」の大きなぬいぐるみを、 
      男の子にはアニメ「妖怪ウォッチ」の文房具セットを選んだのですが、 
      これが良かったのでしょう。 
      2人共とても気に入ったようです。それぞれを手にして楽しそうに遊んでいました。 
      文房具セットの中には下敷き、消しゴム、のり、色鉛筆などが入っていて、 
      そのすべてに「妖怪ウォッチ」のキャラクターの絵が描かれています。 
      最初、女の子の方はぬいぐるみで遊んでいたのですが、 
      最後はもう2人一緒になって「妖怪ウォッチ」で盛り上がり、 
      「きゃっきゃっ」とはしゃいで大騒ぎでした。 
      一緒にいたのは1時間半弱と短かかったのですが、 
      とても楽しい時間を過ごすことができました。  
      ただ、いつも心配に想うことがあります。 
      それは「この子たちが大きくなった時、日本はどうなっているのか」ということです。 
      少子高齢化が進む中で財政もひどい状況ですから、 
      おそらくこの子たちが20歳になった時には、 
      日本は破産しているだろうと思います。 
      日本という国は、財政、産業、人口問題を含めて本当にこのままやって行けるのか? 
      そして中国の脅威を考えると10年後は一体、どうなっているのだろうか? 
      と恐ろしくなります。 
      孫の顔を見ながら、そういった想いも同時に感じながら過ごしました。  
      皆さんご存じだと思いますが、浅井は私のペンネームで本名は関と言います。 
      関家にとってこの女の子の孫には、また特別な想いがあるのです。 
      実は、関家は男系家族でして、私は弟と2人兄弟です。 
      私の子供も2人とも男です。 
      私の父親は6人兄弟なのですが、そのうち女は1人だけです。 
      6人の中で、末っ子と私の父親は今も健在ですが、 
      私にとって伯母さんにあたるその人はもう亡くなりました。 
      というわけで、関家で生き残っているのは男だけだったのですが、 
      そこに初めて女の子としての孫が誕生したのです。 
      めでたいことに、8月に生まれる予定の第3子も女の子だとわかっています。 
      心待ちにしていた女の子が、しかもその2人目が関家に加わるということで、 
      今からとても楽しみにしています。  
      私はもう63歳になりましたが、この子たちが大人になった時の日本を見据えて、 
      自分の残りの人生を費やしたいと思っています。 
      日本の将来のため、次の世代のために何かやって行こうと考えています。 
      その1つとして、日本の安全保障問題を中心に提言して行くシンクタンク 
      「国家戦略研究所」(INS)を設立しました 
      (連絡先電話:03-5577-4320 担当:駒橋、関)。 
      ぜひ、注目していただきたいと思います。  
    8月6日にこの「国家戦略研究所」の「発足記念第1回戦略セミナー」(無料)を開催します。 
    タイトルは「中国の台頭と日本の戦略」で、 
    私のあいさつの後シンクタンクの所長で元空将の織田邦男氏の講演があります。 
    織田氏は最近話題の北朝鮮問題でも産経新聞に寄稿されるなど、今注目の方です。 
    ぜひ、皆様おさそい合わせの上、ご参加下さい。 
    なお参加費は無料ですが、必ず事前に参加のお申し込みをして下さい 
    (当日の飛び入り参加はできません。ご了承下さい)。   |