天国と地獄
 
2017年3月16日更新

第17回 日本がこうなった責任は誰にある!?

 

前回は「クォンタム・ファンド」が2000倍になったというお話をしました。
ジム・ロジャーズという方はちょっと変わっていて、
バイクと車を使って世界を自分の目で見て回ったそうです。
そしてその当時、まだ中国が現在のように経済大国になる前に
「中国は大発展する」ということを見抜いて、集中投資をしていきました。

 
 

会った早々、
「日本がこんな財政破綻に陥るのは、
お前の責任だ!」
とジム・ロジャーズの洗礼を受けた。

(シンガポールにて)




 

今やほぼ引退に近いジム・ロジャーズと、今回単独インタビューを行ないました。
事前にこちらから質問を作り先方へ送りましたが、
実際に答えてくれるのか保証はありませんでした。
しかも「収録風景を撮ってもいいが、映像を販売してはいけない」など
いろいろな制限をつけられました。
それでも「会ってみる価値はある」と思い、最終的にインタビューを実施しました。
インタビュー後にはやはり、
「会ってよかった」と思いました。
私がびっくりしたのは、私が財政危機の話を始めるやいなや彼は
「それは、官僚や政治家を放置している、あなたの責任だ!」と
はっきり言われたことです。
実は、私もそれを感じていました。

ここで全く話題を変えます。
その昔、戦国時代でしたらわずか50年の人生です。
その平均寿命が35歳の時代と比べると、
還暦を迎えた今の私の歳は2巡目です。
60歳になるまでは自分のために生きてもいいと思います。
ただし60歳を超えたら次の世代のために何かすべきです。
“した方がいい”のではなく“すべきこと、やるべき任務
(英語では軍事用語でTask Forceタスク フォース)”
だと思っておりますので、
私はこれから本気で日本の改革に取り組もうと考えております。

恥ずかしいのでまだ一部の人にしか配っていないのですが、
先日私は普通の名刺とは別に大判の名刺を作りました。
表には名前の他に“戦略家”という肩書き、
つまり国家の事を考える人間という意味でそれを書いたわけです。
裏には“Strategist ストラテジストTakashi Asai”と書かれています。
今回のジム・ロジャーズとの対談でその名刺をお渡しした際、
彼はそれを見て顔色が変わりました。
彼が今までインタビューされ たなかで、
さすがに“戦略家”という名刺をもらったのは初めてではないかと思います。

実は、彼の顔色がもう一度変わる時がありました。
それは、「800年周期説」の事が記された私の書物
『Human Destiny 人類の運命』を見せた時でした。
日本語の拙著『9・11と金融危機はなぜ起きたか〈上下〉』を英語に訳したもので、
海外で売っているわけでもなく名刺代わりに2000部程刷り、
“この人”という方にお渡ししています。
出版社としては利益にはなりませんが、
今までに800冊~900冊程海外で配っており、 喜ばれています。
その中でドバイで知り合ったインド系の金融関係者に差し上げた時は、
読んで1週間くらいでメールをくれ、
「人生観が変わった」と書かれていました。
こうやって村山節先生という方が発見した「800年周期説」が、
少しずつ認められるとよいと思っています。

天才というものは、生きている間に認められるのはまれなことです。
たとえばモーツァルトなんて、お墓もないくらいですからね。
大勢の人と一緒に遺体を埋める所に投げ込まれて、
その後、遺骨はどこに行ったかわからないのです。
彼が亡くなった時、ほとんど誰からも評価されていない状況でした。
それを奥さんが悔しがって、
いろいろな所に散らばっていた彼の譜面を集めて売り込んだのです。
有名になったのはそれからです。
ゴッホもそうですね。
生前は二束三文だった絵の価値も、今や一枚数十億円ですが。

村山節先生は100年後、200年後に
世間から認められる人物だと思っています。
日本人でこれほどまでの人がいて、
村山先生が提唱していたこの「800年周期説」を広めることが 私のやるべき任務だと思ってきたのですが、
それとは別に今後は日本を改革する、
いや改革というのは生ぬるいので“革命”を起こしたいと思っています。

それを会った早々、ジム・ロジャーズに言われて、 私は再認識しました。
やはり、そういう点では大したものですね。
彼はのっけから私に対して
「日本がこんな財政破綻に陥るのは、お前の責任だ!」と言ってくれたのです。
ジム・ロジャーズは、日本は大変な事になるとずっと言っていました。
もちろん、それには理由があるわけで、
少子高齢化、人口減少、莫大な借金などですが、
そんな中で成長戦略を打ち出せない安倍首相のことを
「日本を破滅させる人物」とまで言っていました。

このジム・ロジャーズとの3時間半におよぶ取材の全貌を、
今度レポートにまとめて発売致します。
これは、とんでもない価値あるレポートです。
私が神経を削って1ヵ月考え抜いたオリジナルの質問内容です。
是非、皆さんに読んでいただきたいと思います。
ご興味のある方は03-3291-1821(株)第二海援隊 出版部までご連絡下さい。

浅井隆